“好き”を極めて日本代表に
2人目に紹介するA-Zのスポーツ指導者は、フットサル元日本代表の原田浩平選手です!
✪経歴紹介✪
原田 浩平(Harada Kohei)
1983年 大阪市生まれ。
大阪体育大学を卒業
ブラジルへのサッカー留学を経て、2006年リンドバロッサ京都(関西Fリーグ)に所属
Fリーグ2部 デウソン神戸に移籍(2007〜2016)
2008年からフットサル日本代表として活躍
引退後、古巣リンドバロッサ京都の監督に就任
経歴をご覧のとおり、選手としても指導者としても大活躍をされてきた原田さんですが、これらはすべて「楽しい!」「好き!」と思えることをやり抜いてきた所産だと言います。
原田さんは小学生の頃からサッカーをしていましたが、同時に水泳も習っていました。 小学6年生の頃、両方の活動が忙しくなり、サッカーと水泳のどちらかを選ばなくてはならなくなったとき、 「どちらのほうが自分に向いているか」 といった基準ではなく、純粋に 「どちらが楽しいか」 という軸でサッカーを選びました。
以降、高校・大学へはサッカー推薦で進学されるほど大好きなサッカーに打ち込んだ原田さんですが、大学でフットサルに出会います。試合展開が目まぐるしく変化し、ボールに触れる機会も格段に多いこのスポーツにどハマリします。 ここでも「好き!」を極めた原田さんは、大学卒業後、ブラジルへのスポーツ留学を経てフットサルリーグのプロチーム「リンドバロッサ京都」に入団します。 翌年にはFリーグ「デウソン神戸」に移籍し、リーグの得点王争いに度々からむなどチームに貢献し、2008年からはフットサル日本代表選手としても活躍しました。
論語に
「之を知るものは之を好むものに如かず。之を好むものは之を楽しむものに如かず」
とありますが、原田さんの華々しい選手経歴も、純粋に「楽しい!」を思える道を選び、「好き!」を突き詰めてきた結果なのかもしれません。
スポーツをとおして得られたもの
「スポーツは原田さんの人生に何を与えてくれましたか?」 という問いに、原田さんは迷わず 「人とのつながり」 と答えてくださいました。
一緒に戦ってきたチームメイトだけでなく、選手生活をとおして知り合った様々な分野の人たち(中には他のスポーツのプロ選手や芸能人なども)は、引退後の原田さんの新しいキャリアも強く後押ししてくれていると言います。
インタビューをとおして、刺々しさのない清々しい自信に溢れた人柄が印象的だったのですが、集団スポーツにチームメイトと本気で取り組む中で磨かれた人柄なのかもしれません。 今は選手として引退され、スポーツ指導者や起業家として新しい人生をスタートされている原田さんですが、スポーツをとおして得られた人とのつながりや人との接し方は、これからも様々な場面で自分の人生を支えてくれるだろうと仰っていました。
スポーツで得られたものを武器に、様々な分野で社会に還元していこうとされている原田さんのご活躍から今後も目が離せません。
(文責:若尾)
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