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3人目に紹介するのは、ビーチサッカー元日本代表・松田圭祐選手です!
✪経歴紹介✪ 松田圭祐(Matsuda Keisuke)
1984年 京都府生まれ
小2 サッカーを開始 府・関西トレセン*に選抜
中学 京都サンガの下部組織に入団 全日本大会優勝
久御山高校 全国高校サッカー選手権出場
大阪体育大学卒業 ビーチサッカー転向2年後に日本代表入り(2011-13)
ビーチサッカーのワールドカップ(2013) Best8に貢献
*トレセン=地域ごとのサッカーの選抜チーム
小学生の頃からサッカーでめざましい活躍を続けてこられた松田さんは、選手としての活動だけでなく、2011年から自身のサッカースクール「GOZAR SOCCER SCHOOL」を立ち上げ、現在では関西圏で12校を運営するなど、スポーツ指導者・経営者としても活躍されています。
今回は、そんな松田さんが選手として、またスポーツ指導者として大切にされていることを伺いました。
真剣に楽しむこと
松田さんが選手として試合に臨むとき、いつも大切にされている考え方があります。
「緊張してビビるより、思い切って楽しめ」
ワールドカップのような大舞台も含め、ピッチに立つときはいつもこの思いを胸にプレーしてきました。
ただ、松田さんの「楽しむ」は、ゆるくふわっと楽しむのではなく、結果を求めて全力を出し切り、ひりつく緊張感も含めた真剣さの中に充実感を見出す「楽しむ」なのです。
スポーツはやはり勝負事なので、勝てば嬉しく、負ければ悔しいものです。
もちろん負けから得られる経験や学びもありますが、仲間と分かち合える勝利の喜びや成功体験を経て人は大きく成長していきます。
スポーツ指導をとおして子どもたちと向き合うときも、この信念を大切にされています。試合の瞬間を最高に楽しみ、仲間とともに勝利の喜びを共有できるよう、日々の練習はみっちり厳しく行ってきました。
スポーツ以外のこと、たとえば勉強や仕事などでも同じですよね。自分を甘やかしてのんびり過ごす時間も大切ですが、大きな成果を挙げて成長できたり、仲間と強い達成感や連帯感を感じることができるのは、やはり結果を出すことから逃げずに真剣に取り組んだときです。
松田さんは、子どもの習い事とはいえ、しっかり勝負にこだわって真剣に取り組むことで、本当の意味での充実や成長を得られるという強い信念を持って指導されています。
引き締まる楽しさの中でサッカーを学んだ子どもたちの中から、Jリーグ下部組織の選抜チームに選出されるような未来のサッカー選手たちがたくさん生まれているそうです。
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スポーツは自分の人生そのもの
松田さんにとって、サッカーやスポーツは「自分のすべて」だといいます。 もし自分がサッカーをしていなければ、今の自分の仕事や生活がどうなっていたか、まったく想像がつかないそうです。
今されているお仕事や、信頼できる周囲の人間関係も、すべてサッカーがきっかけで得られたものでした。
「初対面の人とでも、一度同じピッチに立てば途端に仲良くなることができる。集団で1つの結果を追い求める緊張感や楽しさの中で人間的な部分も磨かれていく」
インタビューをとおして、非常に強い信念を持ちつつも謙虚さを失わない人柄がとても魅力的で、「スポーツが今の自分をつくってくれた」という言葉に高い説得力がありました。
36歳になった今でも、大好きなスポーツを仕事にして、真剣に楽しく活き活きと活躍されている松田さんの背中を見て、子どもたちにものびのびと育ってほしいと願ってやみません。
(文責:若尾)
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